サンアントニオ市は、米国住宅都市開発省（HUD）を通じて4つの連邦給付金を受給しています。これらの4つの助成金は以下のとおりです。

• コミュニティ開発ブロック助成金（CDBG）
• HOME投資パートナーシッププログラム（HOME）
• 緊急ソリューション助成金（ESG）
• エイズ患者のための住宅機会（HOPWA）

市は、2026年度に総額約2,300万ドルの助成金を受け取る見込みです。住宅都市開発省（HUD）は、これらの資金を使用する前に、市に対し、年次行動計画と予算を策定することを義務付けています。行動計画と予算には、市の5ヵ年統合計画にどのように資金が充てられるかが詳細に示されています。統合計画には、市が達成を目指す目標と優先事項が示されています。

2021年8月、市議会は5ヵ年統合計画を承認しました。統合計画で承認された優先事項は以下の通りです。

• 優先事項1：安全で手頃な価格の適切な住宅を提供する
• 優先事項2：特別なニーズを持つ人々への支援
• 優先事項3：ホームレス人口への住宅と支援サービスの提供
• 優先事項4：地域活性化への取り組み
• 優先事項5：経済発展の提供

CDBGプログラム

市は、住宅改修プログラム、手頃な家賃または持ち家住宅開発を支援する活動、公正な住宅プログラム、公共サービス プログラム、公共施設の改善、公共インフラの改善、鉛塗料の評価と除去を推奨する場合があります。

ホームプログラム

市は、住宅改修プログラム、手頃な家賃または持ち家住宅の開発、住宅購入者プログラム（頭金援助）、およびコミュニティ住宅開発組織（CHDO）運営費プログラムを推奨する場合があります。

ESGプログラム

市は、迅速な再住宅提供、ホームレス対策、緊急シェルター、または路上支援サービスを推奨する場合があります。職員は人間サービス局と連携して対応します。

HOPWAプログラム

市は、恒久的な住宅紹介サービス、家賃／光熱費補助、一時的避難所、24時間ケア付き医療ホスピス、そしてHIV/AIDS感染者向けの食事や交通手段などの生活必需サービスを推奨する場合があります。職員は人間サービス局と連携して対応します。

サンアントニオ市は、これらの連邦政府からの投資を活用し、若者、高齢者、障害者、HIV/AIDS患者、そしてホームレスの個人や家族を支援するプログラムを継続的に開発しています。市債と一般会計歳入を活用し、地域の関係者と連携して実行することで、コミュニティのレジリエンス（回復力）を強化し、機会へのアクセスを拡大するための一連の地域開発プログラムと活動を提案しています。

住民参加